建築設計者も町医者と同じ境遇になりませんか?

もし織田信長がこの建築設計者と医者を読んでいたら歴史は変わっていた(かもね)!!



 

前回は建築家は儲かる職業かというお話をかきました。
誤解を解くために言葉足らずのため間違った
捉え方は危険なので補足しておきます。

 

一般の建築設計事務所は余程人脈にめぐまれてないと
儲かりません。
35歳ぐらいで独立して事務所を開いたとしても
4人家族を食べさせていくには無理です。

 

日本中の殆どの設計事務所が生活が成り立っていないと
思います。これが今日の結論です。

 

前回の場合は売れっ子建築家の話です。
建築設計界は芸能界とよくにている世界です。

 

医者、弁護士、建築家は3大聖職といわれていましたが
どうも外国の話のようです。

 

弁護士さんの世界は余り詳しくないですので語りません。

 

私は医者の世界とよく比較します。
町医者で患者が余り出入りしていない医院でも看護婦さんは
2~3人はいます。

 

お医者さんをいれて3~4人はいます。
あの少ない患者で彼女らの給料が払えるのが不思議でなりません。

 

それの一つの理由に社会保険制度と医療費の法的な定めがあり
1,2,3割負担でも、きちんと入ってくるシステムが
できあがっているのです。
つまり国民が国が下支えしているから成り立つのです。

 

それでは例えば外科医ががんの手術をする例で建築設計者と
比較してみましょう。

 

まず外科医の場合は、手術に携わる人たちはベテランであり
且つ専門家です。
事前の会議でミーティングしてから
了解後に手術にとりかかると思います。

 

他の病院の医師や厚生省の役人にこの手順で手術しますが
よろしいでしょうか。
なんて馬鹿なお伺いなんかたてません。
お伺いたててこの手術はこのようにしなければ、
手術させません。

なんて馬鹿な仕組みはありません。
その病院の執刀医の判断が、天の声です。
そのための医師免許という国家資格があるのですね。

 

 

ところが建築設計事務所は確認申請という申請を
建築主事に提出して許可を得た後に建築にかかれます。
一級建築士免許という国家資格があるにも関わらずです。

 

 

この比較はとても重要ですね。
最難関の医学部卒には他の学部卒のぼんくらとは
訳が違うのか
この差はなんなんでしょうか?

 

 

この根幹にながれる考え方が日本社会には、厳然とあります。
だから労働にたいする価格評価は無きに等しいものです。

 

 

建築は建築主の胸先3寸で設計料が決まります。
駆け引きの余地なんかありません。
下手に文句言おうものなら、設計料0の場合もあります。

 

 

同じ人間の生命にかかわる仕事をしているにも拘わらず
これだけの根本的な差が現実にあり、社会通念としてまかり
とおっています。

 

 

職能にたいする社会全体の考え方は
全くの後進国ではないですか?

日本は急遽国のように早急に設計料の根拠を
作ったのだと思えて仕方ありません。

 

 

なお違反者には厳格な罰則規定があります。
お医者さんが手術が終わって、役所へとどけでたという
馬鹿な
話など聞いたことありません。

 

 

ただ時々新聞沙汰になるような医者がいることも事実ですが
その内容は今日の話題とは異なりますので書きません。

 

 

少し脱線するようですが、最近若い女性が建築設計の分野へ
入ってきています。
喜ばしいことです。
が去って行く人はその何倍もいるというのも事実です。

 

 

その理由は今日のテーマが多々影響しているとおもいます。
建築家という虚構でしかないうわべの姿が一人歩きしています。

 

 

社会が悪い、世間の人が悪いということは
誰でも言えますし言ったところで意味がありません。

 

 

建築設計者が医者と肩を並べる時が本当の職能社会であり
目指すべき社会だと心の底からおもいます。

 

 

建築設計者を志す若いひとはも一度ふんどしをしめなおし
理想の世界を現実化する気持ちでまず生活出来る環境を
獲得するように、老若男女共々に努力・実践しましょう!!

 

 

今回は建築界の超現実的な話題を書いてみました。

 

 

ではでは~

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