建築士資格試験で学科試験4ケ目・決められた課題で設計製図に!!

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前回は建築士になるには、どんな条件が必要かを
大まかに説明しました。

 

 

建築士法という法律により事細かくきめられています、
という事を知ってもらうのが目的でした。

 

 

法律というものは、本当に面白くありませんね。
機械の設計位ですかね、資格が不要なのは。?

 

 

自動車にしては、最近の日産やいすずのように検査員が検査
した製品を世の中へだしています。

 

 

だから調理師、美容師、バスの運転者、飛行機のパイロット等
殆どが法律によっての免許制度にしばられている職業です。

 

 

 

それだけ社会的に認知されている職業であるということです。
だからいくらわめいても仕方ありません。
素直に現実をみましょう。

 

 

日本の建築士の試験なんかは易しい方だと、アメリカで勉強した
青年が言っていました。

 

 

アメリカの場合は大学を卒業して2年間の実務をこなした上で
学科をうけるそうです。

 

 

それぞれの科目試験は1科目に約1日がかりでうけるそうです。
日本のように一日で学科4科目をすべてうけるような
システムではないとのことです。

 

 

アメリカでは美術学部のなかに建築デザインコースが
あるのが多いとのこと。

 

 

ここで日本の学科試験の内容を書いておきます。

まず

1.建築計画

2.建築法規

3.建築構造

4.建築施工 の4学科試験があります。

 

 

でその4科目全部が合格すれば
5.設計製図 の受験資格が与えられ、手書きで且つ

「設計課題」が事前に発表されて、その諸条件は
私見当日に発表です。

学科から製図までの予備校があります。
日建学院と総合資格学院の2校です。

 

 

相当な授業料が必要ですので、覚悟が必要です。
ましてや殆ど毎日講義があり、ビデオで勉強するそうです。

 

 

殆どの人がその2校に通っています。
独学はかなりむつかしそうです。

 

 

以上が日本の現状だそうです。

学科試験合格者が設計製図の試験をうけること
ができます。

 

 

 

 

日本では旧帝国大学(東大)から始まり、
工学部の中に建築科があるのが大半をしめます。

 

 

これらは雑学として知って置くぐらいで十分です。

 

 

 

尚日本の場合では現行の「建築基準法」「建築士法」
は戦後昭和25年に制定されたものです。

 

 

 

その前にもありましたが、現行法の元は昭和25年からです。
日本の場合には第2次世界戦争で負けてから、
しばらくは連合国によって支配されていました。

 

 

 

その時に日本には大工さんという職業の人が
昔から存在していました。
彼等の処遇を巡ってどうするかという議論になりました。

 

 

 

というのは住宅は殆ど木造で、大工さんが設計施工を
していたからです。

 

 

 

彼等を見捨てるわけにはいかないということで、
二級建築士と設計・施工が一緒になった建築界の体制
が出来上がったのです。

 

 

 

その後専業設計事務所と大工さんの間の確執は
昭和60年頃まで続いたのじゃないかな。

 

 

 

どちらもが意地の突っ張り合いでした。
最近はその傾向はずいぶん解消されました。

 

 

 

また其のころに活躍していた大工さんが、
お年で引退していったのも一因でしょうが。

 

 

 

あなたは自信をもって思う道に進んで欲しいと思います。
最近は女性建築士の方も沢山活躍されています。

 

 

 

地方の高校の建築科は毎年高倍率で、他からぬきんでています。
だから建築は人気があるのでしょうね。

 

 

大学の方は国立大学では殆どが高倍率ですし、難しいのが現実です。
中でも東京大学、京都大学、東京芸術大学となると最難関でしょうね。

 

 

 

私立大学では、早稲田大学、慶応大学、東京理科大学なんかも最難関
ですね。

 

 

 

なにも上記だけをという決定の仕方をしなくても、
自分の実力にあった選択肢が豊富にあると思いますので。

 

 

人間の才能や価値は学歴だけではありません。
そのお仕事に情熱を注ぎ自分自身を進化させられる人が
建築設計者にふさわしいと思います。

 

 

 

前回もふれましたが、安藤忠雄さんは高校の機械科から
独学で一級建築士を取得されて、今や世界のTADAO ANDOです。

 

 

 

彼の著書「連戦・連敗」のなかで「私は周囲の反対に押しつぶされそうに
なっても、あえて調和でなく衝突の状態を創り出し、社会に事件をおこすのだ。
そのために今のところひどく苦戦を強いられていますが、挑戦を繰り返して
います。」と書いておられます。

 

 

 

彼は予定調和の世界を望まず、「社会に強烈なアッパーカットをぶち込み
人間の原点にもどって、都市を再構築してみるべきだ。」のテーマを掲げつつ
建築設計に挑戦し続けてています。

 

 

 

最後の文言は安藤さんのことですが、あなたもあなたの考え方で社会に
立ち向かっていけばよいのです。誰も邪魔する人はいませんから。

 

 

 

しかしながら社会に切り込むにはスキル=資格がいりますね。
切り込む道具がいります、まずそれを準備することです。

 

 

ではでは~

カテゴリー 建築設計の世界

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